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ルシファー

性別男性
種族文化由来神格
体長235cm
一人称オレ
西部エリアの文化由来神格。かつて近隣に存在した複数の神格と同時期に発生したと考えられる個体で、力や戦闘、勝利を尊ぶ。
古い時代には近隣の人間に戦闘の指南などを行っていたが、西部エリアには天使の拠点もあり、その周辺にいた神格や市民たちは真っ先に天使たちの襲撃を受けた。天使たちの攻撃対象である「異教」にあたる神格や人間は抵抗を続けていたが、次第に劣勢となり最終的にはその多くが殺害ないし拉致されている。ルシファーもまた抗っていたが、顔見知りの神格たちを失い、自身も上級天使によって致命傷を負わされる。
時を同じくして、天使の拠点の外郭を一人の青年がさまよっていた。青年は天使の拠点内にある、強力な上級天使候補を育成・選別するためのエリート養成施設「白い揺り籠」にいた天使勢力の人間で、上級天使候補として不適合との判定を受け天使の拠点における記憶を抹消され、一部の上級天使により暴行を受けたうえで外界に放棄される。しかし拠点内で目にした命の選別や、天使たちの利己的かつ排他的な思想を鮮烈に記憶していたためか、彼らへの強い憎悪を抱いていた。
そこで手負いのルシファーに遭遇し捕食されたことで青年は絶命するが、生体を取り込んだルシファーは一命を取り留める。2人の天使に対する憎悪は高い次元で融合し、曲がりなりにも上級天使候補だった青年を吸収したことでルシファーはより強力な神格としての再起に成功する。
天使たちへの復讐と殲滅を至上命題とし、彼らに属する者は容赦なく、かつ残忍に抹殺する。力への渇望のため他の神格との戦闘にも積極的で、最近では訓練と称して数を増やす邪神を狩ることも多い。
常に戦闘とともに生きてきただけあり、その能力は高い。人ならざる者・神格らしく神通力も使うが、よほどの多勢が相手でなければ肉弾戦を好む。魔力の剣も多用し、手に持って通常の剣のように扱うこともあれば、大量に生成したそれを広範囲に降らせることもできる。剣は基本的に青黒い色をしているが、左手から生成するもののみ白く輝いている。
元来気性の荒い神格だが再起以降は輪を掛けて好戦的になり、肉を切らせて骨を断つ戦法を好む戦闘狂。勝利至上主義で、勝つためには手段を問わない一面もある。気さくな一方でやや挑発的だが、実力は伴っている。なお罪のない民間人を無差別に攻撃することはない。
邪神探しにあたって利点があるため、デューンとは行動を共にし邪神狩りを共同で行うこともある。勝利を愛し敗北を嫌うが、相手の強さは案外素直に認め、以前手合わせを申し出てコテンパンにされたオロクを慕っている。
【 捕食行動 】
天使により瀕死状態になった神格は拉致され「中級天使」として再生させられることがあるが、これを拒否した場合は肉体もしくは精神の死を迎える。精神が死亡した場合は自我を失った肉体が他者に危害を加えるだけの邪神となるが、ルシファーは天使に殺されたかつての仲間を捕食し、実体を消し去ることで邪神化を阻止してきた。既に邪神化している元神格との戦闘後にも捕食行動を行うことが多く、いずれの場合も相手の力の一部を取り込むことが可能。
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