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オロク

性別男性
種族自然由来神格
体長290cm~
一人称
火山地帯を起源とする自然由来神格。古くから存在し特に力を持つとされる神格の一人で、のちに近隣に人間の居住地ができてからはその小さなコミュニティと関係を築いてきた。
攻勢を強めている天使たちを止めるべくその動向を追っている。本来、ごく一部の高位の神格のみが可能だった基底次元への干渉を天使たちが行うようになり、それを追って基底次元にも姿を現した。以前は天使たちの存在を認めつつも静観していたが、次第に増長し土着の神格やその近隣の人間を迫害し始めたため、現在は実力行使で対抗するようになった。
天使たちを追う中、基底次元で出会ったシオンと行動を共にしている。シオンも天使勢力に対抗する立場であることから信頼感はあるが、本来基底次元においてあり得ない「不死身」である彼の存在を不可思議に感じていて、原因が多重次元にあるはずだと考えその起源を探ってもいる。
神格の中でも並外れた戦闘能力を誇り、他の神格からも一目置かれている。強靭な見かけに違わず肉弾戦を得意とし、自身より大きな相手も容易くねじ伏せる。また、炎を操る能力に長け、大火力の猛火を意のままに生み出す。
通常時を最小値として体長と筋肉量を変化させることができる。相手によって最適と考えられる形態で応じられるほか、特定の範囲を無差別に攻撃する際などは、広範囲を一撃で破壊できるほどに巨大化することもある。
獰猛な風貌によらず性格は寡黙で冷静。自然由来神格のため感情の起伏が人間や文化由来神格に比べて希薄だが、常識から逸脱した言動はみられない。戦闘時も力任せではなく、相手を見極めた無駄のない戦術を採る。激しい戦闘では昂ることもあるが稀。
【 狂戦士化・邪神化 】
狂戦士化は、身体能力と凶暴性を飛躍的に上昇させた強化状態。外見上の変化はほとんどないが動作の野性味が強まる。平時であれば殴る・蹴るなど格闘技的な動きが多いが、狂戦士化時は牙や爪を多用するようになり、体勢も前傾か四足歩行になりやすい。
この形態中に血液(自他を問わない)を浴びることで身体能力がさらに上昇するが、継続時間が長くなると可逆性の邪神化状態となる。邪神化時は狂暴性・残虐性が跳ね上がり、見境なく破壊の限りを尽くす。一般的に邪神化は不可逆現象のため、例外的に可逆性であるオロクのケースはケイオスに非常に興味を持たれている。
邪神化にはオロク本人の意思で抗うことはできるが、同時に防衛本能でもあるため、極度の脅威に晒された場合は狂戦士化の段階を飛ばして邪神化する。
狂戦士化するたびに邪神化までの時間が短くなり、最終的には精神が死亡し完全な邪神となると考えられている。仮にそうなった場合、その能力の高さから鎮圧できる者は現時点ではいないとされ、周囲の神格は危惧している。
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